ヒゲを抜く事の危険性

男性のコンプレックスとしてよく挙げられるヒゲ。
毎日成長するヒゲに対処するために、毛抜きを使っている方も多いようです。
しかし、毛抜きで毛を抜くことは、肌にとってかなり危険な行為です。
危険性を今からご紹介します。

肌が傷つく 男性のヒゲは体毛の中でも特に太く、毛根がしっかりしています。
ヒゲを毛抜きで抜くと毛細血管やそのまわりの神経を傷つけてしまい出血する可能性があります。
また、毛抜きによるヒゲの処理は肌の表面にも悪影響を与えます。
ヒゲと一緒に肌のバリアとなっていた保湿機能が失われ、肌が乾燥しやすくなります。

毛穴が開き、皮脂や角質が溜まりやすくなる 毛根から無理に毛抜きを使ってヒゲを引き抜くため、毛穴は余計に広がり皮脂や角質が溜まりやすくなります。
古い角質が溜まっていくとニキビができやすくなり、毛穴が黒ずんで清潔感の欠けた印象となってしまいます。

肌が炎症しニキビのような毛包炎ができる 開いた毛穴に、細菌が侵入し肌が炎症を起こしてしまう危険性があります。

色素沈着がおこる 毛抜きでヒゲを抜いていると肌にダメージが生じて、メラニン色素が過剰分泌されます。

ヒゲを毛抜きで抜くと濃くなる ヒゲをはじめとする体毛は体や皮膚を守るために存在しているので、
一度抜かれてしまうと次からはもっと強くなって皮膚を守ろうとします。

毛が埋まったまま成長する埋没毛(埋もれ毛)ができる 埋没毛とはヒゲが皮膚の表面に出ることなく、皮膚の内側で成長してしまう状態です。
これは毛抜きにより肌にダメージが与えられ、
そのダメージを回復させるために皮膚の表面にかさぶたのような膜が形成されることによって生じます。
膜が角質化されると毛穴の上に覆いかぶさり、新しい毛が外に出れなくなってしまい
皮膚の中が髭により黒く見えて見た目が悪くなることもあります。

毛抜きには一時的な脱毛効果しかなく、肌に多くのダメージを与える危険性の高い処理方法です。
毛を効率よく安全になくしたいのであれば脱毛サロンがおすすめです。